知って納得!「もずくにまつわるコラム」 海産物として、ミネラルが豊富なもずく。知って得するもずくの話をご紹介します。

01もずくの種類について 糸もずくと太もずくの違い? ご存知ですか?

私たちが食べているもずくは、大きくわけて「糸もずく」と「太もずく」の2つあります。糸もずくと太もずくの説明図

私たちが食べているもずくは、大きくわけて「糸もずく」と「太もずく」の2つあります。
糸もずくは、学名は「モズク」で、能登半島や山陰沿岸に自生します。細いもずくの表面にヌメリがあり、ツルツルッと口当たりがなめらかなのが特徴です。
太もずくは、学名を「オキナワモズク」といい、沖縄など南西諸島特有のもずくで、本土ではほとんど見られません。太いもずくの中にヌメリがあり、コリコリッとした歯ごたえがあるのが特徴です。太もずくは繊維の中にヌメリを蓄え、新鮮な完熟太もずくは歯切れがよく、ヌメリも豊富です。
糸もずくが成長して太もずくになるの? との問い合せがありますが、全く違う種類の海藻です。


もずくのイラスト02もずくの語源について もずくの名前って、どこからついたの?

天然のもずくは、他の海藻(も)に付着して生息することから、「藻に付く」という意味で、「藻付く」から、「もずく」と呼ばれるようになったといわれています。


糸もずくの詳細イラスト03もずくの栄養について もずくのヌルヌルパワーは、こんなにすごい!?

もずくには海産物としてナトリウムやカルシウムなどのミネラルが豊富なのはもちろん、ヌメリの成分は、今話題のフコイダン・アルギン酸という食物繊維で、これが体にも良いとされ注目されています。


もずくの写真04もずくの食べ方について もずくをおいしく食べるには、どんな食べ方があるの?

味付もずくは、そのまま食べていただける手軽な一品です。その他、もずくは野菜と相性バツグンです。きゅうりや山芋、にんじんなどを刻んで入れたり、天ぷらにするのもおすすめです。「もずくを使ったレシピ」コーナーでいろいろなメニューをご紹介していますので、ぜひご覧ください。


05「もずくの日」について 「もずくの日」とは?

昭和52年(1977年)春、沖縄県恩納村漁協は沖縄で初めてもずくの養殖事業に成功しました。これを記念して、毎年4月第3日曜日を「もずくの日」と定め、産地ではさまざまな記念イベントが開催されます。