淡塩さば(うすじおさば)の特徴
「淡塩さば(うすじおさば)」の特徴は?
特徴を一言で表現すれば「新鮮」です。何よりも鮮度を大切に
加工しています。原料のさばも時期にこだわった旬のさばだけ
を使用しています。旬のさばは肉の中に脂が入り加熱調理をし
ても脂ののった美味しさが保てます。また、腹骨・カマ・ヒレ
を取り除いていますので食べやすくなっております。
「淡塩さば(うすじおさば)」はいつできたの?
1978年に開発しました。
「淡塩さば」と書いて「うすじおさば」と読むこの商品名は、当用
漢字の読み方にありません。開発当時の一般的な塩さばは「塩辛
いのが当然で丸物だけ」という時代でした。そんな時代に、素材
の味を生かした淡い塩味で、食べやすく三枚に卸したさばとして
開発し、命名したのが、この「淡塩さば」です。
「淡塩(うすじお)」っていったいどんな塩分?
塩分は約0.9%で、さばの生臭みを抑えて、旨みを引き立てる程度
の塩分です。だから焼魚だけでなく、煮物・揚げ物にもご利用
いただけます。また、使用している塩は天然の天日塩で、「まろ
やかな塩味」を実現しています。
おさかなの脂はひとあじ違います
「淡塩さば」の脂肪分は22%です。魚(特に青魚)の脂には、
DHAやEPAが豊富に含まれています。
淡塩さばのこだわり
美味しさの秘密は鮮度の良さ!〜加工は鮮度を第一に、短時間処理〜
産地はバイキングのふるさと、
ノルウェーとイギリス
淡塩さばの原料のさばの産地はノルウェーとイギリスです。
バイキングで知られるノルウェーは、ダイナミックな自然フィヨルドを持つ、自然の色合い濃い水産国で、古くから魚をうまく利用しています。マリネや燻製・酢漬けなどは家庭料理として一般的です。生で魚を食べる習慣をもつこの国は、日本と同様に鮮度に対する意識は高いといえます。ここから送られてくる原料も水産国の名に恥じない品質です。北欧の冷たい海で獲れたさばは、-1~0℃の冷水タンクに入れて港まで運ばれ、水揚げと同時にサイズ選別され、急速凍結されます。井ゲタ竹内では、(年によって多少前後しますが)8~11月に水揚げされたさばを使います。脂ののりのよいこの時期のさばを使うという事だけでなく、原料検品も入荷ロットごとに行い、肉質・鮮度・微生物にも目を光らせます。
産地の鮮度をそのままに、加工は手早く、ていねいに
原料のさばは、鳥取県境港市で加工されます。調理は、まだ魚の芯が凍っている半解凍状態で行います。魚の鮮度管理は、時間と温度との戦いです。どれだけ早く調理ができるかが勝負です。調理されたさばは、高速包装機で手早く包装します。
一番美味しい塩加減
食塩相当量は約0.9%に仕上げていますので、
焼き物、煮物、揚げ物にもOK。
新鮮なだけじゃない
日本食品標準成分表2020年版(八訂)に記載されている標準的な塩さばの食塩相当量は100gあたり1.8gです。一方、淡塩さばは一番美味しい塩加減(食塩相当量は100gあたり約0.9g)に仕上げています。そして、塩にもこだわりが。海水を太陽熱で蒸発させた「天日塩」を使用しているため、まろやかな塩味を楽しむことができ、焼き物だけでなく、煮物・揚げ物にもご利用いただけます。
腹骨・カマ・ヒレを取り除き食べやすくしました
〜いろいろな料理に使いやすくしました〜
加工の工夫で、使い方いろいろ
調理方法は、さばを三枚に卸して真ん中の大きな骨を取り除きます。そのあと、腹骨やカマ・ヒレなどの骨を丁寧に取り除きます。
大きな骨がありませんので、食べやすく、塩分を抑えた仕様ですので、焼き物だけでなく、煮物・揚げ物など、いろいろな料理にご利用いただけます。
徹底した品質管理〜魚の表面を氷の皮膜で覆い、
魚と外気を遮断。
酸素透過性の少ない素材のフィルムを使用〜
グレーズ処理って、ご存じですか?
北欧産のさばは、脂がのっています。この脂が美味しさの理由なのですが、脂分が空気中の酸素に触れると酸化し“脂まわり”という品質劣化を引き起こします。井ゲタ竹内の淡塩さばは、塩水処理後、凍らせた塩さばを氷水にさっと漬け、表面に氷の皮膜を付けます。(これをグレーズ処理といいます)。氷の皮膜が魚の表面を覆い、空気を遮断して、脂質の劣化を防ぎます。
原料から製品までの一貫した安心を提供
賞味期限の表示の下に“LOTNO”が付いているのをご存じですか?
このロットナンバーから包装時間がわかります。そこからさかのぼって、使用した原料にまで辿り着くことが出来るような管理をしています。
美味しい召し上がり方
淡塩さば 料理のコツ
急ぐ場合は冷凍のまま焼きます。
【焼き物】
グリルで焼く場合は、身側から中火で8分間焼きます。次に皮側を中火で5分程度焼きます。
このときアルミホイルをかぶせます。
時間に余裕がある時は表面だけ解凍してから焼きます。
【解凍】
料理の2~3時間前にフリーザーから冷蔵室に移し、自然解凍します。
表面の氷(グレーズ)が溶けるので使用前に水切りしてください。
【焼き物】
グリルで焼く場合は、身側を中火で5分程度焼きます。次に皮側を中火で3分程度焼きます。
その他電子レンジで解凍する場合には、お使いの電子レンジの取り扱い説明書をご覧ください。
淡塩さばのおすすめレシピ
淡塩さばを、もっと美味しくアレンジ。淡塩なのでいろいろな料理に使用することができます。 焼き物だけでなく、食べ方を工夫して楽しみませんか。どなたにも簡単にできるレシピをご紹介します。