もずくの生産地・沖縄県恩納村「産地紹介」恩納村漁協の歴史や取組み姿勢、立地環境や生産者の方々を紹介します。

沖縄県恩納村は
沖縄太もずくの養殖発祥の地

恩納村漁協は沖縄の水産業改良普及所と昭和50年頃から、もずくの養殖実験を試行錯誤の中で繰り返していました。
ある日、実験中の養殖網が偶然切れ、その網が海底に接触していました。このハプニングが現在のもずく養殖方法の基礎となる発見となりました。

もずく養殖が環境保全に
役立っています

恩納村海域は、全て沖縄海岸国定公園に指定されています。恩納村の海は、村民の誇りであり、行政、漁協、村民が連携し、海洋環境の保全に取り組んできました。恩納村独自の厳しい環境基準により、美しい海が保全され、現在では国内有数の海洋性リゾート地域となっています。

井ゲタ竹内と恩納村漁協

井ゲタ竹内と恩納村漁協はもずくの研究を養殖技術と加工技術双方から意見を出し合い改善しています。一年間に採れたもずくは生産者ごとに井ゲタ竹内から品質が評価され、そのデータは翌年の改善に役立てられています。

栽培環境
海の写真1
沖縄の海は遠くに波立つリーフまで深さ3〜5メートルの広大な浅瀬が広がります。この広い浅瀬と明るい太陽、そして何より透明度の高いコバルトブルーの海はもずくが育つには最高の条件です。
海の写真2
網の下に見える海草は沖縄の方言で“じゃん草”と呼ばれジュゴン(じゃん)の草すなわちジュゴンがえさにしている海草です。
海の写真3
もずくの成長には太陽光と適度な水温が必要です。沖縄のサンゴの海はもずくが育つのに最も適しています。
生産者会議
会議の写真1
生産者の仕事への誇りを大切に全員で決めることで皆が納得できることを重視しています。
会議の写真2
一年間に採れたもずくは生産者ごとに井ゲタ竹内から品質が評価されます。そのデータは翌年の改善に役立てられます。
会議の写真3
井ゲタ竹内から今年採れたもずくの品質や課題について提案が行われます。