淡塩さばとは?

「淡塩さば」の特徴は?

特徴を一言で表現すれば「新鮮」です。何よりも鮮度を大切に加工しています。
原料のさばも時期にこだわった旬のさばだけを使用しています。旬のさばは肉の中に脂が入り加熱調理をしても脂ののった美味しさが保てます。
また、腹骨・カマ・ヒレを取り除いていますので食べやすくなっております。

「淡塩さば」はいつできたの?

1978年に開発しました。
「淡塩さば」と書いて「うすじおさば」と読むこの商品名は、当用漢字の読み方にありません。開発当時の一般的な塩さばは「塩辛いのが当然で丸物だけ」という時代でした。
そんな時代に、素材の味を生かした淡い塩味で、食べやすく三枚に卸したさばとして開発し、命名したのが、この「淡塩さば」です。

「淡塩」っていったいどんな塩分?

塩分は約1.4%で、さばの生臭みを抑えて、旨みを引き立てる程度の塩分です。だから焼き魚だけでなく、煮物・揚げ物にもご利用いただけます。また、使用している塩は天然の天日塩で、「まろやかな塩味」を実現しています。

おさかなの脂はひとあじ違います

「淡塩さば」の脂肪分は25〜30%です。魚(特に青魚)の脂には、DHAやEPAが豊富に含まれています。

さばの豆知識 冷凍魚と生魚どちらが新鮮?
近年の食品冷凍技術はめざましい進歩を遂げています。
適正な条件で冷凍された魚は、凍結時点の鮮度を保って保存できます。
水揚げ港に隣接した冷凍施設で短時間の内に凍結すれば、冷凍魚の方が新鮮な場合が多いのです。
EPAとか、DHAって何?
健康に良いと言われるEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)は、サバなどの青魚の脂に多く含まれています。これらの物質は、私達の体内で合成することができない為、食物から取り入れる必要があります。
「さばの生き腐れ」って何?
さばなどの青魚は特に鮮度落ちが早く、痛み易い魚です。内臓に強力な自己消化酵素を持っていますので、その酵素によって内臓が分解され、細菌が侵入しやすくなるのです。牛肉のように「腐る前が一番おいしい」などとは言っていられないのです。だから青魚は鮮度が一番大切なのです。
「血合い肉」って何?
魚の筋肉の両側中央に赤黒い部位があります。これが「血合い肉」です。この部分はビタミンB12、鉄分等を多く含み、特に栄養豊富な部位です。「生臭い」などといって嫌う方もいますが、料理の工夫次第ではおいしく召し上がれます。調味に乳製品やマヨネーズを使うのも一つのアイデアです。